静寂は格別であるのを知っている

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複雑な夢を見た。

確かなことは一つ。

夢の世界はデタラメである。

けれど、時折つじつまが合う。





もう何個目だろう。

そう思いながら台風をやり過ごす。

停電時に備え、スマホの充電を漲らせた。

深夜の2時30分を示す画面が眩しい。

 

実る十月は紛れもなく秋。

とは言っても。

特に秋を感じるわけでもなく。

ただ、時が過ぎ。

夏はすっかり消え去ってしまった。

 

『まだあれは空が高い夏のこと』

あいみょんの唄の一節に季節が追いついた。





時はかげろうだと。

少しおぼろげに、常に頭にあるフレーズ。

ユーミン女史のアルバムが、

itunesのトップ画面にズラリと並んでる。

70年代半ばくらいからの作品の数々。

 

アルバムタイトルと、各曲のタイトル。

歌詞の一句、一節に時代は感じるものの。

なぜか古さは感じない。

文学でもあり、当然、楽曲でもある。

 

写真の撮り手として、同じでありたい感覚。

感性なんてのは一瞬で、大事なのは継続的事象。

永遠を感じる写真を追い求めるも、

日々の積み重ね、牛歩の様な日常がじれったい。

 

3時25分。

風が騒ぐ窓越しに月の影を探す。

台風の過ぎ去った後の輪郭綺麗なお月。

朝焼けに期待をしつつも、状況は出来過ぎ。

こんな時、きっとそれは現れない。

 

小学校5年生の頃からか。

自転車で風を切り、ぶらぶらするのが好きだった。

変わる景色と、自身とのおしゃべり。(笑)

それは、成長と共に、自転車から自動二輪になり。

車に落ち着く今でも、窓を開けて走るのが好き。

 

深夜にこうして、文章を綴るのも然り。

日々の進め方は自分自身が一番よく知っている。

表に出さなくてもいい、自己を感じながら。




心地よい時間にも。

そろそろ、渇きが訪れる予感。

薄めのカフェオレ。(笑)

今宵は、今朝は。

ホットかアイスか迷うところだな。(*’3`b)

 

田島写真館・田島源夫写真事務所 秋sp.