親の老に我に返る。
敬老の日は、九月も半ば。
昨日、車に乗車後、
エアコンを入れていない事に気付く。
少し前、
真夏ではあり得なかったこと。
夏と秋が重なる9月。
もはや慣れっこであるこの感覚。
直に、秋は夏を消して行く。
一夏が過ぎ去る頃。
いつかの昨日は、確かな過去となる。
6月19日、短い梅雨が明ける前。
試合前のSA。
彼ならではの時間帯。
漲る力と、こぼれる笑顔。
正真正銘。
生きている証がそこにある。
己の名に負けぬ様。
9月17日。
曇る表情、どんより雲は天の計らい。
自身への苛立ち、はがゆさ、苦悩。
全ては、挑戦して笑顔になるために。
悔しさに、目を背けることはない。
自問自答、答えを探る。
笑顔と苦悩は背中合わせ。
勝ちと負け。陰と陽。究極の二極。
ボヤけどボヤけど、
ボヤいたあの人の姿がまたそこにある。
なぜなら、
『FC.ISE-SHIMA』の歩みは、自分自身だから。
楽を求め、汗をかかず、
何も頑張ってこなかった田島氏も同様。
誰かの頑張りは、誰かの力となる。
その挑戦を支え続ける。
彼の大切な場所。
優しさ肩に、護り続ける。