二千も23年。
春はやはりやって来る。
どうにかなのか、必然なのか。
龍体列島をゆっくりと染め昇る様に。
優しさ溢れる、淡いピンクの色。
3歳違いの小さな二人の娘も虜にする色。
ソメイヨシノが散る頃には
47歳を迎えるのは確実の巡り。
大好きだった祖母は享年94歳。
ちょうど半分だよ。
これから先、47年を生きるなんて、
もう、ゾッとしかしないな。(笑)
何が残って、何が消えていくのか。
生きている意味なんて言うのは、
探すは良しも、見つからないのがちょうど良い。
今日は祖母の七回忌。
写真を撮ると言うことが
ますます哲学になっていく。
そんな歳のころ。
心ある営業写真家へ。