寒いと思ったら。
昨日より少し低めの14.9度。
二番煎じの果実紅茶。
大きな湯呑みから口に注ぎ、
舌先を焼く様に、
一瞬、間を置いてから喉を通す。
しんみりとした夜半過ぎ。
スタジオに籠る。
春爛漫。
ウキウキとかフワフワとか。
ソワソワや、ザワザワした大好きな感じ。
今年はそれら全てが奪われた。
人の営みが消える世界。
大地を揺らす荒技とはまた違う。
くせ者で、ジワジワと人々を翻弄する。
日々の有難さ。
それぞれの日常が少し懐かしくなる。
桜の咲く頃は。
毎年、鎌倉を訪問していた。
今年は、さすがに行けるわけもなく。
時によく感じた疑問。
人はなぜ、なぜ、旅に出るのか?
こうして、自宅待機を余儀なくされる中。
旅まででもなくとも。
人は一定の場所にとどまれない存在。
田島氏の場合は、十年前に最長四日。
家から出ないことがあったかな。
逆に、思春期の頃。
夜の徘徊がやめられなかった。(笑)
そう言えば。
この前の湖畔に建った建築撮影の現場。
ウッディなリビングに、木目調のラジオ。
あまりにマッチしすぎて、撮影小物みたい。
一瞬で欲しくなったあのラジオを。
ポチッと買ってしまいそうなこの衝動。
まだまだ平和だと。
油断大敵ながら、恐怖感は我を失う。
しっかりと日々を生き抜きたいな。
後、30年。
否が応でも、是が非でも。
頑張らなくては。
さて。
令和二年も、年度始めまで仕事は上々。
だけど、
三重県も休業要請があるみたい。
50万円。
あやかりたいなあ。 (笑)