FC.ISE-SHIMA 2018.5.19/6.8 あの日の風を忘れない

 

土曜の昼下がり。

『村上春樹』の風の歌を聴く様に。

憂鬱な雨音は意外と優しく。

なぜか心地は悪くない。

 



昨晩はなでしこの2戦目。

まだ夜半前にも関わらず寝落ち。

 

寝ている時間と食事の時間。

そして、撮影中。

それ以外で、集中出来る時間こそ、

田島氏の仕事の時間になる。

 

写真の整理とアルバムの編集。

今は結婚式のフォトブックを創作。

 

そういえば、一昨夜の23時。

電話が鳴った。

仏間で田島氏は仁王立ち。(笑)

祖母の遺影を眺めていた時。

固定電話の窓の様なディスプレイ。

あれが、額縁のガラスに反射した。

少しドキッとした。(笑)

振り返り、暗闇に光る電話機。

 

昭和39年度。

◯◯小学校のアルバムはないか?

その年代の男性から、そんな問い合わせ。

夜の23時だ。(笑)

隣のクラスの誰々が見たい云々。

力になりたいけど。

現存物として、

記憶にあるのは70年代くらいまで。

『村上春樹』が風の歌を聴いた時代。

忘れられない夏の記憶なのか。

 

半世紀余り前の写真。

なかなか残せないのが現実ながら。

未来にかけての50年。

想いと記録と両方に重きを置き。

残せる写真家で在れればと。

 

 

それぞれのひと夏は短く。

最後に秋がチラつくあの感じ。

日本の四季が、何よりも格別だと。

そう感じてやまない瞬間。

 

さあ。

前置きが長いのはご愛嬌。(笑)

 




『FC.ISE SHIMA』

少し前。

サッカーのまち藤枝。

矢崎戦は1-3

晴天に黄色ユニの選手達。

田島氏は勝ち予想。

負ける要素はないと・・・

なんだったのか、あの自信は。(笑)

おごりがあったかな。 ρ(-ω-。)

反省。

 

相手のフリーキック。

決めた選手が飛び上がる。

ガッツポーズをきれいに作る。

脳裏に残ってしまった。

あれは実に悔しい敗戦で。

何が一番悔しいかって?

あの笑顔の作り手が。

ISE-SHIMAの彼らじゃなかった。

その事実に他ならない。

なんだか青春負けした感じ。

それが悔しかった。

 

 

敗戦はその先に何も残さず。

みたいな。

そんなニュアンスの言葉。

ネットニュースで見つけた。

 

昨日。

発言主はまさかのレアル入り。

目を疑ったな。

『え!バルサ違うやん〜!! (笑)』

途中まで読み間違いで、

バルサ再合流で勘違いしてた。

しかし、あの言葉。

一理はあるけど、的を得ず。

田島氏はそう考える。

 

あの負けからの前節。

ホームでの刈谷戦はシビれたな。

試合開始前。

雰囲気がいい。

こりゃ勝てるやろ!

 

この試合も、

田島氏はおごりありまくり。(笑)

試合前予想は2-1

2点取らないと勝利はないと。

そう思ってた。

 

 

この日のスタメン。

背番号#5 中田永一選手。

重たい筋肉を宙に舞わせ。(笑)

その自信と存在感を見せつける。

 

 

0-0のまま進み。

前半40分に差し掛かる頃。

ボールに反応。

シュート!!!

やってくれたよ永一。ヽ(o’∀`o)ノ

仲間の祝福。

お父さんも誇らしいはず。

(●*’v`*人).

 

 

 

この日。

印象深かった一人が彼。

 

背番号#19 岩本雄喜選手

彼を後押ししたのが。

紛れもなく友人達だろう。

友達はこの上なく大事だと。

二十代の交友関係を見て思う。

この再認識が大事。

四十路、何も分かってはいない。(笑)

 

 

さて。

勝つためには2点目が必要。

そんな決勝点を決めるべく。

13番がピッチに入る。

 

おっと。

彼のことも決して忘れていない。

遼太郎との負傷交代。

彼のガムシャラな感じ。

とてもいいと思う。

でもね。

もう少し長くピッチにいて。(笑)

 

 

さて、試合は白熱。

そんな中、拓が相変わらずよく動く。

豊富な運動量で駆け回る。

負けん気が滲み出る。

その状況を楽しむ様に。

彼は笑う。(笑)

頼もしいねえ。

 

そうなると。

彼だって存在感を示さないと。

与えられた時間の中で。

役割を全うする。

たとえ。

やらかしたとしても。(笑)

そばに僚太がいる。

ここにも青春はある。

 

さて、肝心の2点目。

この辺のシーンから、

パスを受けたのが石場先生。

FWらしく前を向き。

シュートコースを定め。

ズドンとね!

いけー!!!ヾ(≧∀≦*)ノ〃

奇しくも、一昨年だったか。

同じ松阪でのホームゲーム。

エンドは逆だったけど、

石場くんのゴールを思い出した。

やっぱりツイテル!?

いやいや、努力と日々の鍛錬。

これだよきっと。

 

しかし綺麗なゴールだった!

思わず叫んでしまったよ田島氏も。(笑)

 

そして。

いつも。

心から声援を送り続ける、

気の知れたサポーターの元へ。

 

皆の待つ場所。

そこにはもう。

笑顔しかない。

最近よく使うフレーズ。

『◯◯しかない』、みたいな。

いやそんなものじゃないんだよ。

本当に本当に。

みんなが笑顔になるんだって!!

*・ヾ(●´∀`人´∀`●)・*:..(*>∇<)ノヾ(≧ω≦)ノ

 

 

さあ。

残りは何分だろう。

 

昨年か一昨年か。

FC刈谷に勝った試合。

 

試合終了のホイッスル、

瞬間に喜ぶ選手達の笑顔が浮かんだ。

 

 

1点返されて。

苦しい時間帯。

貪欲に攻める。

怪我から復帰のかずき。

特別な想いは胸に。

僚太がいつかの試合で。

ベンチを外れた時、『試合出たいなあ』

そう呟いたのが忘れられない。

 

DF不動の4番。

力斗はこの日も炸裂満載。

今何時?

時計が気になる。

将、守ってくれと。

祈る様にファインダーを覗く。

 

早く終われ・・・

これも本音かな田島氏は。(笑)

 

 

野球漫画の名作『タッチ』

最近、その続編が描かれている。

あだち充先生のあの感覚と言うのか、

描き方、進め具合というのか。

 

『カキーン!』

青空、遠景、スコアボード、

そして、飾られたフォトフレーム。

あんな感じで書きたいな。(笑)

このブログは。

 

 

2-1

田島氏の予想通り。(笑)

勝ち切った試合だと。

そう思える熱戦だった。

 

 

しかし。

小倉さんにはどう映ったのか?

この日は刈谷側はアウェイ。

とは言え、途中から、

刈谷の応援が耳に入らなくなった。

それだけ夢中だったかなと。

 

それにしても。

ツイテルのか!?

いやいや、確実に自力で進化してる。

そんなISE-SHIMAを感じてる。

 

相手がいてこそのサッカー。

けれど、

月並みながら、戦う相手は内の自分。

自分に勝つ事だろうと。

 

東に伸びる影。

シャ乱Qの『空を見なよ』

脳裏で軽快に流れる。

 

そして、田島氏は思う。

サッカー=ラインダンス。(笑)

これはもう否定のしようがない。

後方から眺めるのもまた格別。

心地良い瞬間。

この笑みにまた会うために。

みんなに感謝。

地域の仲間と共に。

どこまでもツイテルのさ。(笑)

そして。

優也が締める。(笑)

拓もそうだけど、優也も素晴らしい。

もはや言うまでもなく。(*’3`b)

 

 

 

あの日。

風の歌が聴こえた。

ゴーゴーと、そんな強風の一日。

 

心にはそよ風が丁度いい。

微風で美風。(笑)

 

『FC.ISE-SHIMA』

『田島写真館・田島源夫写真事務所』